電話を切ったころには、予約フォームの下書きができている
電話仕事のミスは、通話中より「切った後」に起きると思っている。 話している間は聞くのに精一杯で、メモは受話器を肩に挟んだ走り書き。 それを予約表に転記するときに、9時が19時になったり、あかねちゃんがあやかちゃんに なったりする。書いた本人は合っているつもりなので、始末が悪い。
なのでうちのデリヘル管理ツールは、通話が終わったら録音を文字にして、その中から予約の要素だけを AIに拾わせている。日時・場所・コース・ご指名。着信履歴のカードに 「AI抽出の予約内容」として一行にまとまって、下に「予約フォームへ反映」の ボタンが付く。押せば右側の予約フォームに全部入る。メモからの転記が、確認だけになる。
スクショの1件目がそれで、3日前の通話から「8/13 9時・飯塚・180分・あかねさん指名」 まで拾えている。2件目のように330分のロングや待ち合わせ場所つきの複雑な依頼でも、 文字起こしが下に残っているので、抽出が合っているかは原文とすぐ突き合わせられる。
フォームを埋めるまでがAIの仕事
ここで自動確定まではやらない、というのは決めごとにしている。反映ボタンを押した後は、 空き・料金・NG客のチェックを人間が取った予約と同じ検証に通して、最後の確定も人が押す。 AIの聞き取りはうまいが、間違えるときは自信満々に間違える。だからフォームを埋めるまでが AIの仕事で、その先は渡さない。同じ仕組みで「お部屋が決まりました」の折り返しも 既存の予約に反映できるのだけど、その話はまた別の日に。
ちなみにこの抽出、原価は1通話あたり1円しない。録音を残している店なら、 ほぼタダで転記係がひとり増える計算になる。明日は、この土台になっている 文字起こしそのものの話を書く。