終了連絡のボタンを押すと、紙吹雪が舞う

接客の終了10分前になると、キャストのスマホのいちばん目立つ場所に「終了連絡済にする」の紺色のボタンが現れる。 押すと紙吹雪が90枚舞って「おつかれさまでした!」と出る。2.8秒で勝手に消えるし、 舞っているあいだも下の画面はそのまま触れるようにしてあるので、機能としては何の役にも立っていない。 それでも消さずに残しているのは、このボタンが一日の中の区切りだからだ。 昨日のドライバーに続いて、今日はキャスト本人のアプリの話。

この画面で一番考えたのは、次にやることを1つだけ出すことだ。 進行中の予約を最優先に「今やること」のカードを1枚選び、大ボタンには状況に応じて 「移動開始」「到着連絡」「終了連絡済にする」のどれか1つだけを出す。 下のタイムラインにも同じボタンは小さく付いているが、探させたら負けだと思っている。 「移動開始」は今日の最初の確定予約にしか出さないので、順番を飛ばして押すこともできない。 終了連絡を押したあとも30分はチェックマーク付きの完了カードを残す。 押した瞬間にカードが画面から消えると、ちゃんと送れたのか不安になるからだ。

キャスト本人アプリの予約タブ。「終了連絡待ち」の予約カードに顧客名・到着済み時刻・ホテル名・「お客様から現金でお預かりください ¥19,600」の緑枠、その下に大きな「終了連絡済にする」ボタンと「延長を申請」「オプション追加」ボタン、次の予約の案内。下に本日の勤務時間10:00-18:00のタイムラインと、予約・カレンダー・売上・勤務時間・設定の5タブ
今やることのカードに、集金額と大ボタンを1つだけ出す(画面はデモデータです)。

カードには「お客様から現金でお預かりください」と集金額も大きく出す。 現場で延長やオプション追加になったときは、カードのボタンから店へ申請を送る方式にした。 本人が予約を直接書き換えるのではなく、店が承認した瞬間に予約へ反映されて、 結果が本人のスマホにもリアルタイムで返る。金額が変わる操作を承認なしで通すと、 あとで店と本人のどちらの記憶が正しいかという不毛な話になる。

取り分は本人のスマホにも見せる

売上タブには、その月の対象売上と自分の取り分、その根拠のバック率を出す。 率は個別設定かランク既定かも明記して、コース料金・オプション料・指名料でそれぞれ何%かまで見せる。 お客様から預かったままの現金の残高も出す。予約が完了すると自動で増え、 ドライバーや事務所に渡すと記録されて減る。月は過去にさかのぼれるが、当月より先には進めない。 うちのデリヘル管理ツールでこうして本人に数字を全部見せるのは、締めの日に店側の数字と 突き合わせて食い違うのが一番嫌だからで、同じ計算の結果を店と本人の両方に出しておけば、 締めは確認だけで終わる。

タブは予約・カレンダー・売上・勤務時間・設定の5つ。出勤連絡のボタンもあって、 シフト開始が3時間以内に迫ると予約の画面のいちばん上に出てくる(スクショの右上がそれだ)。 設定タブには位置情報や本人だけが読める顧客メモなど、書き始めると長くなるものが詰まっている。 明日はこの売上の数字の店側のほう、給与明細と営業日締めの話を書く。