深夜2時に3本同時に鳴っても、AIが全部に出る
この業界の電話は、人が出られない時間によく鳴る。受付が帰った深夜の折り返し、 全員が通話中のときの2本目、3本目。従来これは自動アナウンスで切るしかなくて、 つまりそのまま機会損失だった。昨日書いた050の折り返しを深夜でも取りこぼさないのは、 この電話たちにAIが出ているからだ。今日はその話。
このデリヘル管理システムのPremiumプランにあるAI電話受付は、人が出られない電話にAIが応対して、会話しながら 空き照会・見積もり・予約の仮受付までやる。ダッシュボードには通話ごとにカードが現れて、 会話がリアルタイムで流れていく。
スクショは3本同時に鳴った場面。人間のオペレーターなら1人1本が限界で、残り2本は取りこぼしだが、 AIは通話ごとに独立したカードで並行して応対する。2本目のカップルのご相談と3本目の 部屋番号のご連絡はAIだけで完了して、カードが薄くなっている。 途中から人間が代わりたければ、カードの「介入する」をワンクリックで その通話が自分のブラウザに転送される。
勘で答えさせない
一番気を使ったのはここで、AIに「それっぽく」答えさせないこと。 「あやかちゃん空いてる?」と聞かれたら、AIは出勤予定と既存予約をその場で照会してから答える。 料金もキャスト別の料金マスタから見積もる。スクショの吹き出しの間に挟まっている 「空き状況照会」「見積もり」の薄紫の行がそれで、AIが何を根拠に喋ったかが後から全部追える。 完売なら完売と正直に言って、代わりの子を提案する。
最後の確定だけは人間に残した
AIが作る予約は「受付」止まりの保留で、本日の予約一覧にAI受付バッジ付きで並ぶ。 出勤したオペレーターが内容を確認してから確定する二段構えだ。 確認されないまま残っていると[要対応]アラートが出続けるので、放置もできない。 ちなみにNG客チェック・勤務枠・営業時間の検証は、人間が予約を確定するときと 同じ仕組みをそのまま通している。AI用に別の緩い道を作ると、そこが必ず穴になるので。
明日は、このAI受付が英語・中国語・韓国語の電話を受けたときの話を書く。