黄色い「打刻なし」の札が、勤怠でいちばん大事な部品
黄色い小さな「打刻なし」の札。勤怠の画面でいちばん大事な部品はこれだと思っている。 ドライバーの出勤連絡はもともとあって、退勤の打刻を足したのは8月9日の日曜の朝だった。 出勤と退勤の差が実働、実働に時給を掛けたものが給与、そこに昨日書いた承認済みの経費を足すと概算支給額。 計算そのものは電卓でできる。作るのに時間を使ったのは、打刻が揃わなかった日をどう見せるかのほうだ。
無いものを無いままにしない、嘘の数字にもしない
退勤の打刻は本人のスマホから送る。出勤打刻が済んでいるシフトだけが対象で、シフト開始後から終了の6時間後まで受け付け、二度目は「退勤打刻の対象シフトが見つかりません」と断る。 深夜3時終わりのシフトを4時に打刻しても、閉店後に片付けて5時に打刻しても拾えるようにした窓だ。 ただ、それでも押し忘れる日はある。出勤は連絡があるので押すが、退勤は帰りたい気持ちが勝つ。 押し忘れた日を実働ゼロにすると給与がその日だけ消えて、月末に「働いたのに」という話になる。 逆に黙ってシフト時間で埋めると、それが打刻なのか推定なのか、あとから誰にも分からなくなる。 だからこのデリヘル管理システムでは、打刻が揃わない日はシフト時間で仮計算し、必ず「打刻なし」の札を付けることにした。 月の合計にも「打刻なし1日」と出るし、月次CSVの備考欄にも「シフト時間で仮計算」と書き、合計行に「打刻なし1日を含む」と残す。 表計算に貼ってからでも、どの数字が推定かが追える。
時給ゼロと時給未設定は別物
時給はドライバー管理の基本情報で入れる。入れないままでも勤怠の表は出て、給与の欄だけが「時給未設定」になる。 ゼロ円と未設定を分けたのは、日給制や固定給のドライバーがいる店で、勝手に¥0の給与欄が並ぶのを避けたかったからだ。 その場合の概算支給額は承認した経費だけの参考値になる。 計算は実働を分で数え、分×時給を60で割って端数は切り捨て。日跨ぎのシフトも普通に差を取るだけで、20:06に出て翌1:51に退勤なら345分になる。 月の区切りは暦の1日0時ではなく、精算と同じ1日の朝5時から翌月1日の朝5時まで。 表の「営業日」も同じ規則で、9月2日の未明3時に退勤したシフトは9月1日の行に載る。
書きながら見つけた宿題
この記事のためにシフト保存の処理を読み返していて、ひとつ気づいた。 店側が勤務時間を保存し直すと当日以降のシフトは作り直されるのだが、そのとき出勤打刻は開始時刻をキーに引き継ぐ一方、退勤打刻は引き継ぎに入れていない。 昼のシフトが終わって退勤を打ったあとに店側がその日の勤務時間を触ると、退勤だけが落ちる。 落ちても嘘の数字にはならず、その日が「打刻なし」の仮計算に戻るだけなので慌てる話ではないが、直すべきものは直すべきものだ。宿題にする。 タイムカードを作ってよかったと思うのは、こういう抜けが黄色い札として画面に浮いてくることで、黙って消えないことだと思う。