延長は、押してから断らない
昨日の写真の端に写っていた「次のご予約が控えているため延長できません」の話を書く。 あの1行は、延長の申請ボタンを消したときに代わりに出すものだ。押してから断るのではなく、押せなくしておく。
ホテルの部屋から、電話をせずに
接客中にお客様が「もう30分」と言ったら、これまではキャストが店に電話して、受付が予約のコースと料金を直していた。 8月5日に、導入を検討していた店からの要望で、キャスト本人のデリヘル管理アプリから延長とオプション追加を申請できるようにした。 申請は受付の画面のいちばん上に承認待ちのカードとして届き、受付が承認して初めて予約が変わる。承認されるまで、予約には何も書き込まない。
キャスト側の選択肢はコース名ではなく「+30分」の増分で並べた。現場で考えるのは「何分のコースに変えるか」ではなく「何分延ばすか」だからだ。 横の金額は本人の料金表から出した目安で、承認した時点で、実際に増えた請求額に置き換えてスマホへ返す。お客様に「追加で◯円です」と言うのはその数字になる。 3P・4Pのように人を足さないと成り立たないオプションは、承認だけでは片づかないので、この画面からは申請できない。
承認は、ふだんの予約編集と同じ道を通す
承認ボタンの中身は、受付が予約を手で編集して保存するときと同じ処理を呼んでいるだけだ。 料金の再計算も、次の予約との重なりの確認も、売上への反映も同じになる。承認のためだけの反映処理を別に持つと、片方だけ直して挙動が割れるのが目に見えていた。
同じ日の夕方に1つ直している。受付が2人いて同じ申請を同時に承認すると、後から来た側がもう一度反映して差額を0円と計算し、確定したはずの増額を上書きしたうえでキャストに「+¥0」と送れてしまう形になっていた。 いまは申請の行を押さえてから承認待ちかどうかを見るので、後着は「処理済みです」で止まる。キャスト側も、タブを2つ開いて同時に申請すると承認待ちが2件並ぶ隙間があったので、予約の行を押さえてから重複を確かめるようにした。
押せなくする判定と、承認で断る判定を揃える
写真のように承認で断られるのは、申請したあとに次の予約が入ったような珍しい場合だけのはずだ。 最初から次の予約に食い込む延長は、キャストの画面で選択肢ごと消し、サーバー側でも承認と同じ判定で申請を受け付けない。接客中に申請して、待たされたうえで断られるのがいちばんつらい。
ただ、その判定には昨日まで穴があった。見ていたのは接客の時間が次の予約と重なるかどうかだけで、次のホテルまでの移動を数えていなかった。 重ならなくても、移動ぶん次の現場に遅れる延長が通っていたことになる。9月14日に、次の現場までの移動時間を足して判定するようにした。 移動時間は現場を出る時刻の時間帯で変わるので、延ばせる上限は、次の予約から逆算した出発時刻で移動時間を引き直し、間に合うところまで繰り返して決めている。