来週の金曜は、7つ先のボタン

「来週の金曜、あの子は空いてる?」は、電話でよく聞かれる類の問いだと思う。なのに7月の半ばまで、受付画面には先の日の予約を一覧で見る場所がなかった。 本日の予約一覧はあっても、明日から先を見るには別の画面へ移るしかない。電話をつないだまま画面を行き来するのは、聞いている側にも間が伝わる。

7月18日、本日の予約一覧のすぐ下に「明日以降の予約一覧」を足した。

受付画面の「明日以降の予約一覧 18件」。上段に「明日9/28(月)」から「10/4(日)」までの7つの日付チップと日付入力欄、中段に「キャスト」の絞り込みチップ(すべて18・あかね3・あやか1・かおり2 など件数つき)、下に時間・状態・顧客・キャスト・コース・場所の表。状態はすべて「予約確定」、場所にはホテル名と住所が並ぶ
明日の日付を選んだところ。行を押すと本日の予約と同じ詳細画面が開き、そこから変更やキャンセルができる(画面はデモデータです)。

新しい画面にしなかった

作ったのは日付のボタン7つと、日付を打つ欄がひとつだけだ。ボタンは「明日」「明後日」、そのあとは曜日つきの日付で7日先まで並ぶ。最初に開いたときは明日が選ばれている。 それより先は日付欄で選ぶ。欄は明日より前を選べないようにしてある。今日のことは、すぐ上の一覧が受け持っているからだ。

表の列は、本日の予約一覧と同じにした。時間、状態、顧客、キャスト、コース、場所。ホテル名の出し方も、場所が未定の予約に付く黄色い札も、スマホの幅でカードに切り替わるところも揃えてある。 別の画面として作ると、見た目の小さな違いのたびに「これはどっちの一覧だっけ」と考えることになる。同じ形で並べておけば、読み方は一度覚えれば済む。

行を押すと、本日の予約と同じ予約の詳細が開く。先の予約の時間を動かすのも、キャンセルするのもそこで済ませる。先の予約のための専用の操作は、ひとつも作っていない。 別の端末で予約の状態が変われば一覧は取り直す。表示中の日付に関係する変化かどうかは、画面側で判定せずに毎回サーバーに聞く。取り直しに失敗したときは、前の表示を残して次の機会を待つ。

「あの子は空いてる?」に答えるために

一覧ができても、最初の問いにはまだ答えにくかった。金曜の予約が30件あれば、目で名前を拾うことになる。 8月7日に、日付の下にキャストの絞り込みを足した。その日の予約に出てくるキャストだけが、件数つきで名前順に並ぶ。担当がまだ決まっていない予約は「担当未定」として最後に付く。

キャストが一人しかいない日は、絞り込みの段ごと出さない。選ぶ意味がないからだ。絞っている間は見出しが「3件(全18件)」のように、全体の件数も一緒に出る。 気をつけたのは、絞ったまま迷子にならないことだった。日付を変えたら絞り込みは「すべて」に戻す。取り直した一覧から、絞っていたキャストの名前が消えていたときも「すべて」に戻す。 空っぽの表だけが残ると、本当に予約がないのか、絞り込みのせいなのかが見分けられない。

このデリヘル管理サイトで先の予約を扱う入口は、これでも受付画面の下のほうにある。スクロールしないと見えない。上に上げるほどの頻度かどうかは、まだ決めきれていない。