10%は、合計ではなく部品に掛ける
料金表に「60分 15,000円」と書いてあっても、それが税込の店と税別の店がある。7月の終わりまでこのシステムは、料金表の数字をそのまま請求額にしていた。つまり、税込の店しか想定していなかった。
7月26日、事務所設定の「店舗の基本情報」に「料金の消費税」という選択を足した。税込価格(10%込み)と、税別価格(請求時に10%上乗せ)の2つだけだ。既定は税込で、選ばなければ何も変わらない。
画面はこれだけだが、手間がかかったのは10%をどこで掛けるかのほうだった。
合計に掛けずに、部品ごとに掛ける
いちばん素直なのは、最後の合計に1.1を掛けることだと思う。でもそうはしなかった。予約の金額は、値引き後のサービス料金と交通費を足した額で保存している。予約を編集するときは、その金額から交通費を引いてサービスぶんを取り出し、コースを変えた分だけ入れ替えて足し直す。 合計にだけ税を掛けて保存すると、引く交通費が税抜きのままになり、取り出したサービスぶんに交通費の税が紛れ込む。 だからサービス料金と交通費、それぞれに10%を掛けてから足すことにした。保存する交通費も税込みにしておけば、引き算はそのまま成り立つ。指名料とオプション料も、キャストの取り分を分ける基準額なので、同じく税を掛けた額で持つ。
値引きは税を掛ける前、サービス料金から引く。1円未満は切り捨てにした。端数でお客様に多く請求する側には倒したくない。
これで終わりだと思っていたら、8月9日にひとつ見つかった。3Pで2人目のキャストが別の車で向かうと、交通費を主担当のぶんと別便のぶんに分けて持つ。それぞれに10%を掛けて切り捨てると、分けた額の合計が、交通費全体に掛けた額より1円足りなくなることがある。 いまは別便のぶんにだけ税を掛け、主担当のぶんは「全体から別便の合計を引いた残り」にしている。端数は主担当が持つ。内訳を足すと、必ず請求額に戻る。
電話の案内も同じ規則にそろえた。このデリヘル管理アプリのAI電話受付が料金を伝えるときは、確定のときと同じく部品ごとに税を掛けた最終額を言い、税別の店では「消費税10パーセントを含んだ金額でございます。」と一言添える。 料金表の数字と電話で聞いた数字が違う理由が、その場で分かるようにしたかった。電話で聞いた額と、帰りぎわに払う額が1円でも違えば、それは店の信用の話になる。
明日は、この税別の店でカード払いを選んだときに、画面の合計と請求がずれていた話を書くつもりだ。