延ばせないコースは、押す前に灰色にする

「やっぱりもう少し長くできる?」という相談は、予約が入ったあとにも来る。 受付の人は予約詳細を開いてコースを選び直し、お客様をあまり待たせずに返事をしたい。 そのとき、同じキャストに次の予約が入っていたらどうなるか。7月までのこの画面は、それを気にしていなかった。

予約詳細の「コースの変更」欄。選択肢を開いた状態で、60分から180分までは選べ、210分から360分には「次の予約と重なるため選べません」と添えられて灰色になっている。下に「次のご予約(15:30〜)があるため、200分までのコースに変更できます。」の注記
12:00からの予約。次の予約は15:30からで、210分以上は選べない(選択肢を開いた状態で撮影。画面はデモデータです)。

直したついでに、守りまで外していた

きっかけは7月27日の「予約詳細でコースを変えても料金が変わらない」という報告だった。 原因は、時刻も担当も変えていない編集で、予約がいまのシフトに収まるかを判定し直していたこと。 シフトの外に置かれた古い予約は、それで編集ごと弾かれていた。

その判定を外したとき、一緒に予約同士の重なりの判定まで外れていた。 料金は変わるようになったが、今度は次の予約が詰まっていても360分のコースへ延ばせてしまう。 1つ直すために、別の穴を開けかけていた。同じ修正の中で、重なりだけを見る判定を分けて戻した。

戻すときに、弾き方も変えた。保存を押してから「重なります」と怒られるのが、受付ではいちばんつらい。 電話口で選び直して、もう一度押して、また怒られるかもしれない。 だから、このデリヘル管理サイトの予約詳細は、次の予約に食い込むコースを選択肢の段階で灰色にすることにした。 下に「◯分までのコースに変更できます」と上限も出す。お客様には、その数字をそのまま伝えればいい。 サーバーでも同じ条件で拒否していて、その場合は「この予約は◯分までのコースに変更できます」と、断る理由と一緒に上限を返す。

空いている時間と、延ばせる時間は違う

写真の例では、12:00から次の15:30まで210分ある。それでも上限は200分になっている。 9月14日に、上限から次の現場までの移動時間を引くようにしたからだ。 接客の時間が重ならなくても、ぎりぎりまで延ばせば、次のお客様のところへ遅れて着く。 それまでは重なりしか見ていなかった。

移動時間は、出る時間帯によって変わる。そこで、次の予約の開始から移動ぶんをさかのぼった時刻で移動時間を引き直し、 その時刻に出ても間に合うと分かるまで繰り返す。引き直した値が小さく出ても、上限を広げる側には使わない。 3P・4Pのように担当が複数いる予約は、全員のうち、いちばん早く次の予約が入っている人に合わせる。 注記に出す「次のご予約」の時刻は、逆算した数字ではなく、次の予約が実際に始まる時刻にしてある。 そちらのほうが、受付の人の頭の中の予定表と合うからだ。