夜の2時半は、営業中なのか時間外なのか

夜の2時半に電話が鳴ったとする。キャストはまだ3時まで動いているけれど、電話番はもう上がっている。 この電話は「営業中」なのか「時間外」なのか。答えは見る側によって違う、というのが今日の話だ。

このデリヘル管理システムの事務所設定には、時間の表が2枚並んでいる。左が「営業時間(キャスト・ドライバー)」、右が「電話受付時間(オペレーター)」。 5月31日に曜日別の時間を入れられるようにしたとき、最初から2枚に分けた。1枚にまとめるほうが画面はすっきりするのだけれど、 2つの時間は決めているものがまるで違う。

事務所設定の時間の欄。左に営業時間(キャスト・ドライバー)、右に電話受付時間(オペレーター)の曜日別の表が並び、営業は10:00〜03:00、受付は10:00〜02:00。水曜はどちらも定休にチェックが入って時刻が灰色になっている。下に臨時休業日の欄があり、2026-12-31(木)と2027-01-01(金)が削除ボタン付きで並んでいる
左が予約を受けられる時間、右が電話を取る時間。水曜の定休は両方に同時に入る(画面はデモデータです)。

予約を止める時間と、電話を止める時間

営業時間は「この時刻にキャストを送り出せるか」だ。希望時刻が営業時間の外なら、予約は確定できない。 あとから時刻を変えるときも同じで、そのときの文言は「定休日のため」と「営業時間外のため」を出し分けている。 受付の人が電話口で「その日はお休みなんです」と「その時間はもう終わっていて」のどちらを言えばいいか、画面を見ればすぐ分かるようにしたかった。

電話受付時間は「誰かが受話器を取るか」だ。外れた時間の着信には自動のガイダンスが応える。 定休日なら「本日は定休日のため、お休みをいただいております」、それ以外の時間外なら「ただいま電話受付時間外です」と、文言を2つ用意した。 どちらの場合も着信は履歴に残るので、受付が始まったら折り返せる。AIの電話受付を使っている店では、時間外の電話はAIが受ける。

冒頭の2時半の電話は、デモの店の設定なら「電話は時間外、でも営業中」になる。電話は自動の案内で終わるけれど、 その時刻に確定済みの予約はそのまま動く。この2つを同じ1本の時間で扱っていたら、どちらかが嘘をつくことになる。

日をまたぐ営業と、大晦日

終わりが始まり以前なら翌日扱い、という決まりにした。10:00〜03:00 と入れれば、月曜の枠は火曜の朝3時まで続く。 だから「いま開いているか」を調べるときは、当日に始まる枠と、前の日から続いている枠の両方を見ている。 火曜の1時は、火曜の枠ではなく月曜の枠の中にいる。

臨時休業日はこの考え方にそのまま乗せた。休みにした日に始まる枠を閉じる。 12月31日を休みにすると、30日の夜から続く深夜の営業は31日の3時まで生きていて、31日の10時からの枠だけが消える。 日付の0時で切ってしまうと、30日の夜のお客様が0時を過ぎたとたん「定休日」と言われてしまうので、ここは素直に曜日の枠と同じ単位にした。

細かい決めごとがあと3つある。定休のチェックは営業と受付で連動する(店が休みなのに電話だけ受ける、という設定は作れない)。 過ぎた臨時休業日は保存のときに落とす。そして、時間を1つも入れていない店は「いつでも開いている」として扱い、何も止めない。 導入したばかりの店が、設定を入れる前に予約も電話も全部止まる、というのが一番まずいからだ。

9月に1つの契約で複数の店舗を持てるようにしたとき、この3つの欄は店舗ごとの設定に移った。 同じグループでも、駅前の店は朝から、郊外の店は夕方から、ということは普通にある。